活動報告

【研修・講師事業】BIPROGY株式会社・BIPROGYチャレンジド株式会社

BIPROGY株式会社・BIPROGYチャレンジド株式会社で、聴覚障害・情報保障をテーマとした研修を実施しました!

SUMMARY開催概要
日時
2026年9月3日
対象
BIPROGY株式会社・BIPROGYチャレンジド株式会社(障害者雇用推進セミナー)
参加者数
約55名(オンライン参加含む)
テーマ
聴覚障害・手話、情報保障、ノンバーバルコミュニケーション、職場環境づくり

研修のようす

2026年9月3日、BIPROGY株式会社・BIPROGYチャレンジド株式会社様のご依頼により、障害者雇用推進セミナーにて講演とワークショップを実施しました!当日は、オンライン参加を含め約55名の皆さまにご参加いただきました。

今回の研修では、聴覚障害や手話について知っていただくだけでなく、「情報保障」と「コミュニケーション」をテーマに、誰もが働きやすく、自分の力を発揮できる職場づくりについて一緒に考えました。

講演の様子。スクリーンの前で講師が話し、手前で参加者が聞いている
前半は講演、後半はワークショップを行いました

研修の前半では、きこえない・きこえにくい人のコミュニケーション方法や、日本手話と日本語対応手話の違い、情報保障の重要性などについてお話ししました。

後半では、音声に頼らずに相手へ情報を伝えるノンバーバルコミュニケーションのワークショップを実施。参加者の皆さまにも実際に体験していただきながら、情報を伝えること、相手の意図を理解することについて考えていただきました。

参加者の皆さまからの声

研修後のアンケートでは、さまざまなご感想や気づきをいただきました。その一部をご紹介します。

また、ただ伝えるだけではなく、発信出来る様な環境づくりが大事だと改めて理解をしました。

アンケートより

まず本人にお聞きすることが大事なんだと気づきました。

アンケートより

日々の業務でももっと平等に情報がとれて発信が出来る状態作りに貢献したいと思いました。

アンケートより

このほかにも、きこえ方や必要な配慮は人によって異なることへの気づきや、普段のコミュニケーションを見直したいという声が寄せられました。

誰もが情報を得て、参加できる環境へ

今回の研修を通してお伝えしたかったのは、情報保障とは、単に情報を届けることだけではないということです。情報を得られることはもちろん、自分の考えや意見を伝え、会話や仕事に参加できることも大切です。

例えば、オンライン会議で字幕が用意されていたとしても、それだけで十分とは限りません。字幕は情報を得るための大切な手段ですが、参加者自身が意見を伝え、会議に参加できているかどうかも重要です。良いアイデアがあっても、会議の進行が速すぎて、チャットに入力している間に話題が変わってしまい、意見を伝えられなかったということもあります。

だからこそ、職場における情報保障では、情報を届けることだけでなく、一人ひとりが参加できる環境になっているかまで考える必要があります。

そのためには、職場側が会議の進め方や発言方法を工夫することが大切です。同時に、当事者本人も、自分にとってどのような方法が参加しやすいのか、周囲に伝えられることが望ましいと考えています。もちろん、本人が希望や困りごとを伝えやすい雰囲気をつくることも欠かせません。

どちらか一方が努力するのではなく、お互いに対話を重ねながら、誰もが参加しやすい環境をつくっていくことが大切だと思っています。

そして、必要なコミュニケーション方法や配慮は一人ひとり異なります。だからこそ、周囲が一方的に判断するのではなく、まず本人に確認し、お互いに工夫していくことが重要だと考えています。

一方で、当事者本人が、自分のきこえ方やコミュニケーションの特徴、どのような工夫があると助かるのかを、周囲に伝えていくことも大切だと思っています。周囲の人は、本人から伝えてもらわないと気づけないこともたくさんあります。後になって事情を知り、「もっと早く知っていれば、できることがあったのに」と思うこともあるかもしれません。

だからこそ、「こんなことをお願いしたら迷惑かな」と遠慮しすぎず、できる範囲で自分のことを伝えていってほしいと思います。もちろん、周囲も本人が安心して話せる環境をつくることが大切です。

お互いに知ろうとすること、伝えようとすること。その積み重ねが、誰もが参加しやすい職場づくりにつながるのだと考えています。

今回の研修が、日々のコミュニケーションを少し見直し、誰もが安心して参加できる職場づくりにつながれば嬉しく思います。

当事者・現場とともにつくった研修

私自身、今回の研修について大きな手応えを感じています。それは、実際に現場で働いている聴覚障害のある社員の皆さんと一緒に、研修内容を考えることができたからです!

現場の声を聞き、その声を研修に取り入れることで、参加者の皆さんにとって、普段一緒に働いている仲間のことをより深く知るきっかけになります。写真では少し伝わりにくいかもしれませんが、今回は私一人で研修をつくったわけではありません。聴覚障害のある社員の皆さんや、人事部の皆さんと一緒に、チームとして当日に向けて準備を進めてきました。

会場全体の様子。参加者がテーブルを囲んでスクリーンを見ている
みんなで力を合わせて臨んだセミナーでした✨

研修や講演は、講師が話して終わりではないと思っています。大切なのは、その研修が、実際に働いている人たちや、その会社にとってプラスになるかどうか。

だからこそ、私は企業向けの研修では、できる限り現場の声を聞き、その会社が抱えている課題や、働いている人たちの思いを研修に反映することを大切にしています。

ご参加いただいた皆さま、そして開催に向けてご準備・ご協力いただいたBIPROGY株式会社、BIPROGYチャレンジド株式会社の皆さま、本当にありがとうございました!

FOR COMPANIES

研修・講演のご案内

一般社団法人SOCIAL DESIGNERS FOR D.(SDD)では、今後も企業・団体向けに、聴覚障害、情報保障、コミュニケーション、DE&Iなどをテーマとした研修・ワークショップを実施していきます。お気軽にご相談ください。

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TRACK RECORD 「研修・講師事業」の活動実績

2026年

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